ニューヨークの数あるグリーンマーケットの中でも最大級の規模を誇る"Union Square Green Market"。
月・水・金・土の週四日開催されているのだけど、早朝から多くの人で賑わっています。
ニューヨーク郊外の生産者さんたちが集まり、思い思いの食材を並べています。
それぞれの品揃えも、生産者の個性が出ていて面白い。
色とりどりの野菜たちを見ていると、食欲がそそられるが、こんな量を消費できるのか不安になる。
さすがサイズもアメリカン!
しかしながら、わざわざ河の向こうから買物に来るのは、最近のニューヨーカーのヘルシー志向が後押ししていると言える。
自分の知っているニューヨーカーは、台所に立つような女性ではなかったのだが、最近のニューヨーカーは違うらしい。
オーガニックであることが前提。
ここの食材はオーガニックであることが前提で、価格も決して安くないのだが、生産者が持って来ているので、「生産者の顔が見える食材」として安心感も非常に高いのが、人気の所以だろう。
日本の「マルシェ」は生産者でない人の出店が多く(私が行ったときは)、食材の知識も乏しかったのだが、生産者が出店しているので、一番美味しい食べ方などを教えてもらえるのが嬉しい。
そして、もう一つのお目当ては、農場で作られた手づくりの焼き菓子。
もちろん無添加なので、賞味期限は短いが味は格別。
ジャムも、ジュースも素材そのままの味。
まさに素朴な中に食材本来の美味しさが詰まっている。
ニューヨークに行かれた方は、"Union Square Green Market"で至福の一時を味わってみては。